外部の変革に負けない企業を
- 千登勢 松永
- 2024年4月20日
- 読了時間: 2分
最近、お手伝いさせていただく企業様の業績が二極化しています。
特に、コロナ後や社会情勢の悪化、株価や円の動向で左右されている企業様も多く、外部環境が大きく変化していることも要因の一つです。
また、物価高騰と賃金上昇による圧迫感は更なる追い打ちをかけています。
しかし、その波にもびくともしない企業様には、総じて特徴が見られます。
<3つの傾向>
① 事業主様の経営戦略が時代の流れにマッチしている
② 社内コミュニティが確立しており、職場の雰囲気が明るい
③ 目の前のお客様に真摯に向き合っている
この3つを基準に、事業者様の今後の風向きがうかがえます。
このような事業主様には、厳しい環境であろうと後押しするチャンスが訪れているのです。
ただ、注意する事業者様の傾向もあります。
<危険な傾向>
① 周囲の事業者や情勢が気になって戦略がぶれる
② 雇用や職場環境への費用を圧縮している
③ サービス精神より業界標準などの価格を重視している
上記の企業様は要注意と考えます。
これまで多くの企業様の内、上記のような事業者様は、近視眼的思考にとらわれており、目の前のお客様へのサービスよりお金に比重を置きすぎているからです。
「仕事」は人間社会の「分業」であり、搾取に値すると後に自分の首を絞めることになりかねません。他人の振りを見て我が振りを直したいものですね。

確かにそう思います。
しかし経営者としての判断は難しいものです。
目の前のお客様に精一杯のサービスをして、適正価格と納得していただけるサービスに育て上げないといけないですね!